PC障害と復旧の記録

【13日：自宅】
仕事を終えて帰宅。PCの電源を入れるも画面に何も表示されず。

電源ランプは普段と何も変わらないのでモニタのケーブル異常を疑う。
予備機のモニタを接続するも画面に何も表示されず。
モニタ交換をしても変化が無いことから、ケースの内部的なトラブルと判断、中を覗く。

ケーブルの抜線・断線等は見られず、BIOSも起動しないことから電源・M/B・CPUのどれかの異常と判断、最低限のハード構成にして問題箇所の切り分けを試みる。
この作業中にて電源からM/B以外の機器への接続を試みる。結果通電はしているので電源の可能性は低いと判断。
次にCPUを疑い、予備機のCPUに交換して起動を試みるも、結果は変わらず。
残るM/BのCOMSクリアを行うためボタン電池を外してから再セット。結果は変わらず。
この時点でM/Bの故障が最有力と判断、電源不良も可能性として考慮。

翌日は休日出勤のため作業を中断して就寝。

【14日：秋葉原】
会社帰りに代替パーツを購入しに秋葉原へ。
故障の可能性が濃厚なM/Bと、可能性としてまだ考慮する必要があった電源を購入。
型が古いためM/Bのチップセットで適合するものが見つけられず、同じメーカーで近い型のものを中古パーツ屋で探し、それを試用してみる事にした。※同じチップセットでないとOS起動時に引っかかる可能性が非常に高いため
M/B自体が中古品であるため、ボタン電池も念のため購入することにした。

【14日：自宅】
帰宅後、ボタン電池の寿命の事が頭をよぎる。もしかしたら動く可能性があるかもしれないのでボタン電池を入れ替える。他ユニットをそのままに、電源を入れると画面にBISO画面が表示された。どうやら当たりを引き当てたようだ。

そのままHDD等他のパーツを戻して起動するとOSも立ち上がってくる。
しかし数分後、突然電源が切れ全ての動作が停止。ここで電源不良も併発していると判断。購入した電源に切り替え、構成を元に戻して起動。今度は電源も落ちない。
原因は電源不良とM/Bのボタン電池の寿命という複合要因で今回のトラブルが発生したらしい。確かにこれを作ったのは約5年ほど前、使用頻度と経年劣化を考えれば原因がこれだというのも頷ける。

OS起動後、データの確認をしているとドライブ（HDD）が認識していないことに気付く。
マスタ（OSが入っているやつ）と別ドライブ（データ用HDD1）は正常だが、もう1つのドライブが認識されていない。しかしBIOS画面では正常に認識しているので、OS側が何らかの原因で上手く認識してくれていないようだ。予備機側でも同様にBISO画面では二認識されているが、OS上では認識していない。この時点で深夜2時くらいだったので、原因の追究は翌日に持ち越すこととした。

【15日：秋葉原】
SATA経由でおかしいなら外付けUSB経由で試験をしてみようと考え、HDDを外付けさせられる機器を購入。

【15日：自宅】
購入した機器を使用して試験を行うも、結果は変わらず。
この時点ではネットワークが使える状態だったので、同様の症状が発生したケースを探すことにした。そしてあるページに行き着く。

# 参考サイト → http://aikotobaha.blogspot.com/2011/05/windows7.html

確認すると、書いてあることはそのまま自分の陥っているケースと同様の事が書いてある。
Testdisk を使用し、OSを再起動すると見事に元通り。ここで完全復旧とした。

# 同様の事態に陥ったときのために、対処方法をここに記録しておく
# 2012/01/15