億万長者

この記事はネタです。

銀行口座の利息計算プログラムには、割合計算が含まれている。(預金額の○○%が利息になるとか金利××%とか) そこの中に小数点以下の値が必ず出る。実際には預金額は増えずに切り捨て計算されているわけだが、その切り捨てるべきはずの値を特定口座に向けて入金するように仕込む。１日に多くの取引がされている場合は、その口座の持ち主はすぐに億万長者になる。銀行口座ではなくても、買い物系サイトで○○%割引キャンペーンのプログラムにこれを仕込む事で、割引を行った取引において余った数値を特定会員の口座に向けて入金すると同じ事ができる。これで億万長者の出来上がり。

なお、実際にはこの手法は使えない。
プログラムを組む際にソースレビューで引っかかったり、それ以前に取引の際に発生する余剰金額の扱いについての仕様決めの際に引っかかる。でも以前、チェックが甘い某買い物サイトでポイントが無限に使えるように仕組んだ外注プログラマが逮捕されていた事があったなぁ。下請け会社に丸投げして、管理が杜撰だとするとこうなるんだろうね。SOX法とかに引っかかりそうで怪しいけど…

繰り返すが、これはネタ記事です。