嶽集落に行ってきた

嶽集落跡に行ってきた。前年の若御子集落とはダム湖を隔てて反対側に位置する。
具体的な場所は若御子集落と同じく埼玉の秩父方面、浦山ダムの東方にある現存する集落の先。
過去に何度か訪れているので途中までの道はいつもと同じ。先にも書いたが今回はダム湖を隔てて反対側を散策。途中ダムの管理事務所付近で雨に降られたが、雨雲があまり見られず日が差していたので戻らずそのまま県道を進む。暫く歩くと日向集落へ続く道と県道の分岐路になる。この近くで雨は止んでいた。日向集落を進み、山間の奥へと進んでいく。集落内を道なりに歩いて行く中いくつかの廃屋を見つける。どうやらこの集落も過疎化が進んでいるらしい。
日向集落を奥へと進んでいくと再び分岐路になる。舗装されている方はキャンプ場への道、そうでない方は嶽集落へ続く道。そこから歩いて数分、前方に廃屋群を発見する。嶽集落を散策する。集落の入り口付近にある家屋は既に半壊状態。長年放棄されたら最後はこうなるのだろう。他の集落内の家屋は保存状態が良く、過去に訪れた他の集落跡と比較して明るい感じではあった。現存する日向集落からも近い事もあるのだろう。
一通り集落を見た後、入り口付近の馬頭観音と地蔵に一礼してその場を後にした。帰りの県道で何も無い筈の所からぎゃーてー鳴き声がしたので見てみると野性の猿を発見。後で知った事なのだが、どうやらこの周辺には割りと猿が出没しているらしい。

1枚目：嶽集落を下から
2枚目：半壊した家屋
3枚目：集落内

# 余談
# 半壊した家屋の2階にある文字の書かれたモノが何なのか気になる…